FIREムーブメントとは何か?
どうもアメリカ株れです✨
最近話題になりつつあるFIRE、テレビやネットで見かけることもあるのでは無いでしょうか?
名前は聞いたことあるけど、詳しくは知らない…
そんな方々に向けてFIREムーブメントとは何かをシェアしていきたいと思います!
- FIREとは?
- 背景
- 4%ルール
- 4種のFIREと目標金額
- 実現できるのか?
- 対策例
FIREとは?
FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの略で日本語にすると経済的自立と早期退職。会社をクビになることではありません
資産運用などから得る不労所得>生活費を実現する事で働かなくても生活出来る状態を目指すという内容です!
背景
この考え方はアメリカ発祥で、それまでは資産運用,投資=とにかくお金を増やしてミリオネアを目指す、というのが主流でした。
しかし、2010年代から注目を集め始めたこのFIREムーブメント。従来の資産運用とはどう違うのでしょうか?
従来の資産運用の主な目的は、老後資金の確保でした。日本でもちょっと前に老後2000万問題がありましたね
この問題は定年退職後から30年生きると、年金受給額とは別に1800万円。月額にして約5万円足りないという金融庁の発表のことです。
人はいきなり生活水準を下げれないのでもっと必要だとも言われています、中々の金額ですよね
ですがアメリカではこの問題より前に老後100万ドル問題($1=¥100だと1億円)があり、貯蓄だけで達成出来る人はごく僅かです。
その状況がアメリカ市民の資産運用を後押しして、多くの人がミリオネアを目指しています。
しかし、貯蓄ではなく投資が基本になりあることに気付きます。
“資産運用での収入が生活費を超え続けるなら、そこまでの金額は必要ないのでは?”
こうしてFIREという考え方が生まれました✨✨
4%ルール
アメリカのトリニティ大学の研究、通称トリニティ・スタディと呼ばれるものがあります。その研究目的は資産運用において、築き上げた資産をどのように引き出せば自分の寿命より資産が長持ちするかという内容です。
トリニティ・スタディの結論ではポートフォリオ(資産配分のこと)を株式インデックス50%、債券インデックス50%にした場合、総額の3~4%を年1回引き出すのが安全だと分かりました!そのため、この資産取り崩し方法は4%ルールと呼ばれています!
日本の預金金利の低さでは100(%)÷4(%)=25年で資産が尽きてしまいます…
ですが株式や債券は利回りが預金より高く、トリニティ大学のあるアメリカの株式インデックスの一つS&P500では平均年利10%です。
トリニティ・スタディの結果では30年後に資産がまだ残っている確率は95%です。それどころか、米国株インデックスの年利が高いこともあり資産が増えている可能性が大きいです✨✨
4種のFIREと目標金額
では実際にFIREを目指すにはいくらぐらいの金融資産が必要なのでしょうか?
FIREにも四つの種類があり、どれを目指すかで目標金額も変わります!
- Lean FIRE
- Fat FIRE
- Side FIRE
- Barista FIRE
現在上の4種類のFIREがありますが、その根本的な目標金額の設定方法は共通しています!
1年間の最低支出額×25年分
自分の1年間の生活費を計算することが全てのスタートです!
この生活費は最低額で計算するので、含めるのは食費、電気、水道、ガスなどの公共料金、家賃もしくは住宅ローンの返済費、そして携帯などの通信費です。
最低限の生活費だけでは味気ない…、そんな人にはFat FIREです!
Fatの太っている、肥沃なという意味の通り趣味や遊びの費用も投資の収益で手に入れようというものです。多分これが多くの方が想像する“資産家”の姿ではないでしょうか?ただ一つ欠点があります…。
趣味や遊びの費用は追い求めればキリが無いので、目標金額がとてつもなく膨れ上がります
FIREが現実的では無いという批判は、ほとんどこのFat FIREに向けられています…。
そこで、後から生まれたFIREがSideとBaristaです!
Side,Barista FIREの考え方は必要最低限の生活費は投資で、それ以外の遊びや、趣味は働いて稼ごうというものです✨
自由が欲しくてFIRE目指すのに、働くの?樂
そんな疑問が聞こえてきそうですが、モチベーションが大きく変わります!自分の好きな事の分だけ働けば良いので(笑)
Side FIREとBarista FIREの違いは雇われるか否か。
Sideは個人事業主やフリーランスで働くスタイルです。業種としては色々あるのですが、英語を勉強中の私としてはフリーランスの翻訳家が真っ先に思い浮かびます(笑)
その他にはせどりやネットでの物販なども当てはまりそうですね!
Baristaはカフェでコーヒーを提供する人を意味します。スターバックスやタリーズでのパートタイムのようにこのFIREでは余剰資金をアルバイトで稼ごうという考え方です!
SideでもBaristaでも生活費はすでに確保している状態なので、嫌なら働かないという選択肢も選べます!
実現出来るのか?
ここまで読んでくださった方は、本当に実現できるのか疑問に思ったのではないでしょうか?(笑)
実現は出来ますが、いつ出来るかは以下の要素で変わります。
- 生活費の金額
- 貯蓄率
- 運用上でのリスク許容度
- 年収
資産の貯まるスピードは‘収入−支出=貯蓄率‘と定式化されています。
簡単に言うと例え年収1,000万円でも年間支出が1,000万円なら貯蓄は出来ません
そして上の式でも、目標金額の設定でも出てきた’生活費‘が基礎になります!収入がそのままでも生活費を落とせれば、ゴール(目標金額)が届きやすくなり貯蓄率も上がります!
資産運用ではリスクとリターンは表裏一体なので、利回りが高い=リスクも高いとなります。リターンを追い求めすぎると、資産運用ではなくギャンブルになってしまいます
対策例
生活費を落とすと聴くと、我慢を強いられる様に感じてしまうかも知れません。ですが我慢をせずに金額を下げれる方法がいくつかあります!
賃貸に済んでいる方なら家賃の低いところに引っ越したり、会社員で家賃補助が出るなら申請したり、マイホームの購入で月々の支払いが下がるのならマイホームも選択肢に入れられると思います。
格安SIMを契約すれば通信費を落とせます!格安SIMを提供している会社はUQモバイルや楽天Unlimitなど大手通信業社の子会社の事が多いので、回線は結構安定しています!
ふるさと納税もオススメです!制度としては、毎年払わなくてはいけない税金を前払いして返礼品を受け取るものになっています。返礼品には、お米やティッシュ、洗剤などもあるので生活費を落とせます!
私自身書いた全てを実践できている訳では無いですが、色々トライ中です!
資産運用では三菱UFJ国際投信の有名な投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を運用中です!
そのうち運用報告などもシェアできたら良いなと思っています!
コメントを残す